ガーデニングワールドカップフラワーショーinナガサキ2011レポート

今年初めてのブログです。

今回も、昨年に引き続き『ガーデニングワールドカップ2011』で撮りためた写真を紹介させていただきます。

 

この作品は、サラ・エバールさん(イギリス)の『調和の発見』です。

パンフレットに書かれているサラさんの説明文が素敵なのでそのまま引用しますね。

 

『ガーデニングは文化、政治、宗教を超えるものであり、また自然と繋がることは癒しの体験にもなります。この庭は一方では神聖な場所として、心の安らぎを求め、静かに瞑想できる場所を、他方では丘や山々、森林、河や田畑などの共通する理想的な景観があるように、庭のデザインにも、文化を超えた共通点があることを発見できる場を目指しています。

日本庭園やギリシャのエリュシオン式庭園(ギリシャ神話に出てくる理想郷)、そして英国の風景式庭園を現代のヨーロッパ風に表現したものです。それと同時に陰陽説を象徴する、あらゆる事象(森羅万象)で構成・定義された宇宙と、相反する「陰」と「陽」によって調和と平和が保たれる世界を称えています。』

この文章の『庭のデザインにも、文化を超えた共通点があることを発見できる場を目指して・・』

というところが私は共感できました。

 

この作品の施工にかかわられた職人さんとお話する機会があったのですが、使われている素材は

普段の工事で職人さんたちが使われている素材ばかりだそうです。同じ素材を使ってもこんな素敵な庭は作ったことないよ(笑)と謙遜されてましたが、私はこの職人さんの悔しさがよくわかりました。

そして、この作品の施工にかかわられた職人さんをとてもうらやましく思いました。なぜなら私に説明してくださっているときの職人さんの目は輝いていて、何か目指すべきものを見つけたような昂揚感を感じることができましたので・・・。

 

もちろん私も、この作品と、職人さんとのお話によって『心に火を点けられた』ことは言うまでもございませんが(笑)

 

ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 

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