フラチル映画鑑賞部!『ヴェルサイユの宮廷庭師』

冬らしい寒さになってきました。

一日中、現場で作業されている職人さんたちに頭が下がります。

 

今年も残り一か月になり年末の気忙しさが出てきましたが

綺麗な庭を観て癒されようと思い

『ヴェルサイユの宮廷庭師』を観てきました。

 

女性庭師のバラが先輩庭師のノートルの指導を受けながら

ヴェルサイユ宮殿内に新しい庭を作る物語です。

名声が無く、庭師に対する周りの関心は低くても

庭の主(あるじ)である国王にとっては大切な相談相手になります。

この辺りのエピソードが以前、造園の親方から聞いた話と重なり

国は違えど庭師という仕事は同じなんだと印象に残りました。

 

土木や治水に悩みながらも斬新なアイデアを取り入れる姿や

泥だらけになりながらも自分で作業したり

植える植物を嬉しそうに買い出ししている姿は

僕が知っている女性ガーデンデザイナーさんたちを思い出し

『頑張って~!』と声をあげそうでした(笑)

 

欲を言えば、もう少し綺麗な花々や庭が見たかったな・・・

お察しのとおり、二人の恋愛がメインストーリーでしたので。

 

でもあらためて思いましたよ。

庭師はいい仕事です!

 

岡山での上映はシネマクレールで12月4日まで。

お時間ございましたらご覧になってみてください。(渡辺)